悪巧み炎Zクロバットのすすめ
クロバット@ホノオZ
性格:臆病
努力値:H52C252D4S196
実数値:167-85-100-122-101-192
特性:すりぬけ
挑発/悪巧み/熱風/めざ氷
調整意図:
B<D(DL対策)
H:余り(奇数調整)
C:ぶっぱ
S:最速ゲッコウガ抜き
<はじめに>
こんにちは、キョロと申します。今回は炎Zクロバットの紹介記事となります。この型自体は別の方の構築記事を参考にして考えたものなので起源主張はしませんが、クロバットの可能性の1つとして少しでも多くの方に知っていただけたらいいなと思い記事にしました。
<解説>
S13で使用した子。現環境において最メジャーであるヒコウZクロバットの対面性能ととんぼがえりによる初手性能は落ちるものの、誘う鋼タイプやマンダランドに対して強いため奇襲性能がかなり高く、また挑発と積み技を両立してカバマンダガルドやランドガルドなどといったサイクル構築の崩しの要ともなりうる可能性を秘めた型である。
☆対カバマンダガルド性能☆
参考元の構築の採用理由にもなっているこの型の強みの1つ。クロバットをカバルドンに対面させ、ギルガルドバックに悪巧みを合わせることで熱風Zでギルガルドを、めざ氷でボーマンダを倒すことができ(HDに厚い型は倒せない)、カバルドンは半減実なら挑発で完封できる。実際はカバルドン対面挑発かギルガルドバックかの択にはなるが、最悪ギルガルドが残飯ならシャドボかげうちを耐えられるため起点にできる(C特化でも最高ダメ108+46)ためかなり安定して勝つことが可能。
他にも対面で積むことが可能になればランドガルドやマンダナット、カバナットやバナカグヤ、グロスランド、カバカグヤなどといった選出を崩すことができる。
☆奇襲によるサイクル破壊☆
現在のシングルレート環境において最メジャーなのは物理のヒコウZ型であるため、物理型に絶対的有利を取れるナットレイ、テッカグヤ、エアームド、ギルガルドなどの鋼タイプ、カバ、ランド、マンダなどは対面居座るし、下手すればあと投げされることも多い。この幻想を利用すれば初手ナットレイを炎Zで吹き飛ばしたり、メタグロスに致命傷を与えたりできる他、ジャラグロスやムドー入りの受け選出なんかにも対応可能。相手が型に気づくまでの間のチャンスを掴めればサイクルを崩壊させることができる。
☆挑発による対応力☆
奇襲が決まって特殊型がバレると、マンダやリザなどの積みアタッカーが起点にしようとやってくることが多い。そこに挑発を刺すことで起点回避し、あわよくば火力や補助技を封じられた相手をこちらが起点にしていくこともできる。これはトリルや電磁波などから展開するギミックパーティにも同様に刺さる。
☆その他基本的な役割☆
他にもサイクル下での地面の一貫切り、カミツルギ、ジャローダ、フシギバナ、モロバレルといったくさタイプへの役割遂行、ジャロゴーリや分身ペンドラー、みがまもグライオンに対しても特性すりぬけで対応が可能といったクロバットの基本的な役割は十分果たすことができる。
<与ダメ、被ダメ>
①与ダメ
・熱風
HBナットレイ:72.9〜86.1%
耐久無振メガグロス:43.8〜52.9%
耐久無振テッカグヤ:43.0〜51.1%
H振り剣ガルド:74.2〜88.6%
H振り盾ガルド:31.1〜37.1%
キノガッサ:81.4〜96.2%
H振りメガクチート:49.6〜58.5%
耐久無振メガルカリオ:67.5〜80.0%
HBエアームド:59.6〜67.4%
H175ジャローダ:44.5〜52.5%
カミツルギ: HDチョッキ以外は確定1発
基本的に積まないとツルギ以外落とせない。
・熱風Z
HD特化ナットレイ:99.4〜117.1%
耐久無振メガグロス:80.0〜95.4%
HBカバルドン:40.9〜48.3%
204-142テッカグヤ:55.8〜66.6%
H振りギルガルド:57.4〜68.2%
H振りメガクチート89.1〜105.7%
メガルカリオ:124.1〜146.2%
ASミミッキュ:50.0〜59.2%
カグヤ、ガルドは積めば落とせて、それ以外には積まなくても致命傷を負わせられる。HBカバは積んでも落とすことができない。
・めざ氷
HBランドロス:57.1〜63.9%
耐久無振メガマンダ:61.1〜72.9%
HD特化メガマンダ:35.6〜43.5%
耐久無振アーゴヨン:40.5〜48.6%
少しスリップ入れて積めば基本崩せる。
②被ダメ
・物理方面
A無振りランドの岩封:45.5〜53.8%
ASミミッキュの専用Z:50.2〜59.2%
A特化メガマンダの恩返し:88.6〜104.7%
陽気メガギャラの1舞氷の牙:91.0〜107.7%
特化メガグロスのバレパン:38.3〜45.5%
HBカバの氷の牙:39.6〜46.7%
HBナットのジャイロ:58.0〜68.8%
陽気ガッサの岩封:74.2〜88.6%
A無振カグヤのヘビボン:49.1〜58.0%
特化メガクチの不意打ち:53.8〜64.0%
陽気メガルカのバレパン:35.9〜43.1%
陽気メガルカのインファ:26.9〜31.7%
A252ツルギの叩き:34.1〜40.7%
・特殊方面
変幻ゲコの水手裏剣:17.9〜53.8%
C特化テテフのムンフォ:31.7〜37.7%
C252メガマンダのハイボ:61.6〜73.6%
HBポリ2の冷ビ:51.4〜61.0%
C特化ガルドのシャドボ:59.8〜70.6%
C252アーゴヨンの流星群:77.8〜92.2%
無振りフェローチェの珠冷ビ:82.6〜98.2%
☆相性の良い味方☆
このクロバットが苦手なゲコミミ系統の対面構築に対してボルトチェンジから展開できる。他にも水タイプやバンギラス、ヒードランも相手できるためクロバットの苦手な相手に強い。またもっとも起点にしやすいナットレイを誘い出して鬼火を入れることでさらに起点にしやすくできる。
・竜舞バンギラス
クロバットがでんきやエスパータイプ、ほのおタイプのポケモンに倒された後の切り返しの積みエースとして優れている。対カバマンダガルドにおいても選出に組み込むことでガルドを流してカバを誘い出せるためより安定する。
・スカーフカプ・テテフ
クロバットの奇襲ではがねを潰したあとに通すエースとして優れている。ゲッコウガには注意したい。
・ステロや撒菱を使えるポケモン
撒菱をまくことでグロスを、ステロをまくことでマンダを崩しやすくなる。積み構築にするなら組み込みやすいはず。
<あとがき>
物理型とは対照的な役割対象を持った特殊型クロバットの紹介でした。めざ氷をヘド爆に変えたり、どくどく入れたりと色々カスタマイズはできると思うのでまた試してみたいと思います。でも挑発入れないとアーゴヨンの劣化になりかねないのでそこは注意してほしいです。
改めて本記事をご覧いただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。
オンライン大会『ふいうち杯』要項
ふいうちという技に焦点を当てたオンライン大会『ふいうち杯』を6/3(日)昼に開催します!
ふいうちを覚えたポケモンを連れて気軽に参加してみてください!
〜参加方法〜
リプかDMでお願いします!
〜定員〜
なし
〜日時〜
6/1(金)24:00参加締め切り
同時に当日日程などの詳細発表
6/3(日)14:00開始予定
(18:00頃終了予定)
〜概要〜
決勝以外ダブルイリミネーション方式のトーナメント(人数が少ない場合ブロックになる可能性もあり)
・使用ソフトはポケットモンスターUSM
・試合は全てシングルバトルのフラットルール(過去作産のポケモンも使用可能)
・大会中のPTの個体・持ち物・技構成の変更は不可
・ふいうちを覚えているポケモンを1匹以上絶対選出(=ふいうちを覚えているポケモンを1匹以上パーティに採用する必要がある)
・カプ・テテフの禁止
〜トーナメントについて〜
基本は第1トーナメントにて上記のルールでシングルバトルを行う
しかし敗退した場合は第2トーナメントに移り、QRパーティを用いた特殊ルールのエキシビションマッチを行ってもらう(景品あり)
〜エキシビションマッチについて〜
QRパーティ1
QRパーティ2
・シングルバトルフラットルールで、QRパーティ1を一方が、2をもう一方が使って1戦してもらう
・上のポケモンから順番に場に出すこと(ふいうちのPPをタイミングよく交換して減らすなどの芸当ができてしまうため)
・トーナメント番号の若い方がパーティ1を使う(明らかに番号の若い方が不利です。いいルールあったら次回に生かしたいので教えていただけると幸いです)
〜注意事項〜
不正やルール違反が発覚した場合は、そのプレイヤーは失格とする。
・TOD禁止
・切断が起こった場合は「相手との通信が切断されました」と表示された側の勝利とする
・1人で複数のアカウントを使った参加の禁止
・エキシビションマッチも含め毎試合勝ち側のBV提出を必須とする(お手数おかけしますがこのデータを取るのがこの大会の目的ですのでよろしくお願いします)
〜景品について〜
第1トーナメント
1位 マスボ+意地っ張りモンボ色クチート(炎の牙搭載)
第2トーナメント
1位 理想個体の負けん気コマタナとすりぬけズバット(遺伝技は指定可能)
以上です!皆様の参加をお待ちしております!
*お詫び
この度は日程を開催発表から2回も変更し、皆様を混乱させるようなことをしてしまい大変申し訳ありませんでした。これは要項の練りが足りなかった自分のミスです。これ以降このような急な日程変更は絶対にないようにするとともに、他の面でも気を抜かずに大会の運営を全うする所存ですのでよろしくお願いします。
スカーフクロバット軸高種族値サイクル[最高1929最終1866]
クロバット@スカーフ
カプ・レヒレ@ウイのみ
バンギラス@イワZ
ガブリアス@ドラゴンZ
メガリザードンY@石
メガハッサム@石
S9の構築はこんな感じ。
こんにちは、キョロと申します。S9お疲れ様でした。また2000には乗れませんでしたがかなり愛着があるパーティなので記事として残しておこうと思った次第です。
<構築経緯>
スカーフ特殊クロバットを活躍させたい
↓
こだわったクロバットを起点にしてくるエースのストッパーとして慎重イワZバンギラス
↓
↓
襷ランドのステロ展開を誘えて炎枠として機能するメガリザードンY
↓
補完としてドラゴンZガブリアス
↓
完成!!!!!!!
<個別紹介>
クロバット@スカーフ
すりぬけ 控えめ
161(4)-99-112(92)-134(252)-101(4)-170(156)
ヘド爆/めざ氷/熱風/蜻蛉
本構築の出発点。詳しくは単体考察へ。
Bを落としてSに割くのもマンダを意識するならアリだと思う。スカーフ剣に関しては抜かれた覚えがないので結果的に問題なかった。初手に出てきて岩石封じから入ってくる襷ランドを上からめざ氷2発で落としてステロが入っていないリザやバンギで抜いていく動きが一番強かった。コケコへのテロ性能も期待していたが、1800あたりからなぜかみんな一旦裏に引いてきたのでめっちゃきつかった。構築単位でコケコに後出しできるポケモンがいないせいで逆に怪しまれたとしか思えない。
また、フェローチェやカミツルギ、晴れ下でメガルカリオを熱風で倒したり、ロップやライボを上から削ったりとパーティのきついところを何とかできる枠としても重宝していた。本当に火力がなくて悲しい。
選出率3位
カプ・レヒレ@ウイのみ
ミストメイカー 図太い
177(252)-85-176(196)-115-150-113(60)
波乗り/ムンフォ/瞑想/挑発
物理受け兼起点回避枠兼受け崩し枠。なぜか攻撃に王冠を使っていた。バシャやギャラの相手はこの子に一任していた。重いポリ2を崩す要員としても重宝していた。ただミストフィールドを張ったせいでガブリアスを動きにくくしてしまうため、その辺は注意して立ち回る必要がある。とりあえず出しときゃ強い。
選出率1位
バンギラス@イワZ
砂起こし 慎重
207(252)-159(36)-133(20)-99-159(196)-82(4)
岩封/エッジ/追い討ち/地震
クロバットと相性のいいストッパー。調整はS7の受けループにいた子のものをちょっといじった感じ。主にレヒレと合わせてリザやマンダ、アーゴヨンなどの積みエースのストッパーとして活躍していた。またパーティで重い電気枠への役割も担っていた。メガゲンガーやラティがらみのサイクルを追い討ちでカットするのは本当に楽しい。しかしイワZ以外の火力が本当にないので消費後起点にされない動きも必要。
選出率2位
ガブリアス@ドラゴンZ
鮫肌 陽気
183-182(252)-115-81-106(4)-169(252)
逆鱗/地震/炎牙/剣舞
最後に入ってきた本構築の働き者。めっちゃ強い。
初めはパーティ単位で重い格闘Zレボルトやガルーラを奇襲する枠として採用したが、リザYの晴れと合わせた剣舞炎牙でエアームドを崩せることに気づき、それ以降受け崩し枠としての役割も担うこととなった。ミミッキュがいないパーティには本当に強い。
選出率6位
メガリザードンY@石
猛火→日照り 臆病
メガ後153-93-98-161-106-167
メガ前153-111-98-211(252)-136(4)-167(252)
オバヒ/放射/ソラビ/地震
選出誘導枠兼炎枠。普通に強い。
技構成は諸説ある。ドラン、ウツロイド入りのサイクルを崩せたり、リザXを削ったりできる地震はかなり使い勝手が良かったし、放射オバヒを採用することでポリ2の処理方法を増やせたのは大きかった。マンダを後投げしてくる人が何人か見受けられたのでめざ氷も一考。ニトチャを入れる場合はパーティから見直すべきだと思う。
選出率4位
メガハッサム@石
テクニシャン→テクニシャン 意地っ張り
メガ前175-199-120-54-100-89
メガ後175(236)-221(244)-160-63-120-99(28)
羽/バレパン/剣舞/叩き
ミミグロス対策枠。
調整は羽持ちのものでないため適切でないかもしれないが、それ以上に火力の高さが魅力的だった。はたきかどろぼうかは難しい議論。しかしこの構成が一番使いやすかった。
選出率5位
<重いポケモン>
ステロ+ボディパ輝夜 終わり。
レボルト スカーフかZかで立ち回りが大きく変わる。
オニゴーリ 実は重い。
<あとがき>
今期はスカーフ特殊クロバットを本格的に使ってみましたが、ランドロスの展開を阻止できるだけで十分強く、可能性を秘めている型だと感じました。他にもクロバットの型はたくさんあるので、来期から開拓していきたいところです、と言いたいところなのですが、来期は自分が今気になっている別のテーマについて考察したいと思います。それを検証する意味も兼ねた大会なんかも近々開こうと思っています。また、他にも色々なオンライン大会に出場する予定なので一緒になった方はよろしくお願いします。
改めまして本記事をご覧いただきありがとうございました!何かありましたらツイッターの@946pokemonまで連絡ください!
魔法特化スカーフクロバット
性格:ひかえめ
努力値:H4 B92 C252 D4 S156
実数値:
161-99-112-134-101-170
特性:すりぬけ
ヘド爆/熱風/めざ氷/蜻蛉
調整
H:4n+1
HB:特化キノガッサの岩石封じ+マッハパンチを乱数上2つ切り耐え
C:無振りカプ・コケコをヘドロ爆弾で最低乱数切って一発
S:最速スカーフガブリアス抜き
<はじめに>
こんにちは、キョロです。S9お疲れ様でした。
今回は初の単体考察記事を、自分の相棒であるクロバットで書かせてもらいました。
クロバットはヒコウZがテンプレという認識が根付いてきたのか、知った動きをしてくるプレイヤーがちらほら見られ、ヒコウZ型が少し動きにくい印象でしたので、シーズン9は何か地雷型のクロバットを使おうと思い、この型の考案に至りました。
<解説>
シーズン9で大活躍だった子。
素早さの高い印象があり、また物理型の印象が強いUSM環境においてはこの特殊型スカーフはかなり読まれにくいはず。
☆なぜスカーフを持たせるのか☆
・初手カプ・コケコ対面の奇襲
スカーフでないクロバットの場合、初ターンに同速勝負に勝ってかつ毒Zを打ち込まない限り、カプ・コケコの電気技で沈むため対面で勝つことができない(C特化襷ヘド爆を除く)。そのため一般的にはコケコ側の圧倒的有利対面である。しかし今回のクロバットはスカーフを持っているため必ず先手を取ることができ、C特化させているためヘドロ爆弾で9割以上の乱数で落とすことが可能。初手から意気揚々と出てきたコケコを出落ちさせ、数的有利を取ることができる。(スカーフやHSは考慮しない)
・初手ガブランドにステロを撒かせない
積み構築において採用されやすいステロ撒きとして襷ガブリアス、襷ランドロスがいる。奴らがクロバットと対面した場合、十中八九岩石封じ→ステルスロックという動きを取ってくる筈だ。従来のクロバットの場合は居座った場合完全に起点を作られてしまう。しかし今回のクロバットは岩石封じを一回打たれても彼らに上を取られず、かつ普通なら岩石封じ一回で抜けると相手も思っているため、めざ氷→岩石封じを耐える→めざ氷で意表をつくことでステルスロックを撒かせずにガブランドを突破することができる。
・その他上からの不意の一撃を食らわせる
上記の例以外にも、メガライボロップスピアージュカインフーディンと言った130族の上を取るメガやフェローチェ、スカーフを持ったサザンテテフランドドリュロトムジュモクなんかが上をとっていると勘違いしてHPを削ってくれればこちらが上から縛ることができる。また1舞で甘えたリザードンや素早さにブッパしていない耐久マンダを上から殴れるのもgood。
<与ダメ>
○ヘドロ爆弾
無振りカプ・コケコ:99.3〜117.2%
無振りカプ・テテフ:70.3〜84.1%
無振りゲッコウガ:51.7〜61.2%
削りとして優秀。
○めざめるパワー氷
無振りランドロス:75.6〜90.2%
195-143半分回復実ランドロス:45.1〜53.3%
無振りメガマンダ:65.8〜80.0%
(慎重HDぶっぱメガマンダ:39.6〜47.5%)
奇襲には使える。
○ねっぷう
無振りカミツルギ:余裕の確定1発
HBナットレイ:79.5〜95.0%
無振りメガルカリオ:74.4〜88.2%
177-111オニゴーリ:49.7〜58.7%
晴れと合わせればかなり強い。
○とんぼがえり
無振りゲッコウガ:42.1〜50.3%
激流に入れない調整がなされている。弱い。
<あとがき>
初手コケコクロバット対面で殆どがボルチェンすらしてこなくて台パンしまくってたんですが、
環境に合わせてポケモンは採用しましょう。
バトルオブシンオウメモ[爪研ぎ催眠クロバット]
こんにちは、キョロと申します。
今回はインターネット大会のバトルオブシンオウに参加してきました。
多分参加した人以外見ないと思うのでルール説明は割愛。全試合消化直後に書いたものなので少し雑な言葉遣いになっていますがお許しください。
<パーティコンセプト>
催眠を使えるトップメタがいなくなった
↓
催眠対策を誰もしていない
↓
誰も催眠クロバットを止められない
↓
大 勝 利
<使用構築>
クロバット@ヘドロ
臆病 すり抜け
H244B4C4D4S252
身代わり/悪巧み/催眠/エアスラ
この構築の主軸でありMVP。
ハピナスに対して6連続で素催眠を当てその後のギャラゴーリもろとも粉砕した真の相棒。
流行ると思っていた受け回しやみがまも害悪勢、またジバコやスカーフじゃないミトムでクロバットをみてくる輩には刺さった。オニゴーリは眠らせて倒す。
ヘドロなのになぜかHPを16n-1に調整したり寝ぼけて悪巧みを4回積ませてしまったりしてごめんなさい
グライオン@毒毒玉
陽気 ポイヒ
H212D156S140
爪研ぎ/バトン/身代わり/守る
グライにあと投げするグライ。
欠伸展開→身代わり残してPP枯らしのムーブを見せ交換のタイミングを読んで積んでいくor壁展開→普通に積むのどちらかで展開していく。
マリルリあと投げに対して鉢巻を祈って身が守連打するの心臓に悪すぎる。
挑発で止まるのとクロバットと結構弱点がかぶるのが弱かったが割と使用感は良かった。
ドータクン@粘土
呑気 浮遊
H252B252D4
ジャイロ/光の壁/リフレクター/トリル
起点作り①。マンムーを抑制して欲しかったから入れた。友人に勧められて入れたトリルが見事に腐っていた。あと投げハッサムでバトン選出の場合詰むことを考慮しためざ炎か爆発が良かったと思う。
サンダース@火炎玉
控えめ はやあし
H28C252S228
ボルチェン/欠伸/守る/めざ氷
起点作り②。バトルオブシンオウに存在するすべてのポケモンの上を取る。普通に強かったが受け回し偽装に徹した方がよかった気がする。
ハピナス@残飯
図太い 自然回復
H4B252C252
冷ビ/放射/卵産み/毒毒
補完枠①。ミトムハッサム用ポケモンだったがマリルリがきつすぎて脳死催眠に拍車をかけていた。裏選出をもう少しそいつらに強くするべきだった。
マリルリ@鉢巻
意地っ張り 力持ち
H124A252B12D20S100
アクジェ/じゃれつく/ばかりき/アクブレ
補完枠②。催眠で重いマニュマンムー対策。潜り始めの頃は強かったけど結局あまり選出できなかったのでなんとも言えない。
<結果>
順位が出たみたいなので更新。
最高1651最終1598 9139人中853位
<反省点>
①先制技を打ってくるマリマニュハッサムに弱すぎた
そいつらに催眠選出が勝てないことをしっかり想定してそいつらを抑制するなり裏でなんとかするなりすべきでした。トップメタのはらだいこマリルリで詰むパーティにしてしまったのが1番の反省点です。
②裏選出が普通に弱い
8割型催眠選出でした。
<最後に>
ここまでかなり雑に書いてきましたが、改めてバトルオブシンオウお疲れ様でした!もう少しやれるかと思ってたので自分としては残念な結果に終わりましたが、相棒3タテのシーンが多く見られて楽しい限りでした。しばらくはリアルに専念したいと思います。
超攻撃的ブルドヒwithバットキザン[USM・第一回ホズラッシュ使用構築]
こんにちは、キョロと申します。
S8が始まって早々に、スターリンさん主催の仲間大会ホズラッシュに出場させていただきました。対戦してくださった方ありがとうございました!
今回は自分がホズラッシュにて使用した構築を紹介したいと思います。
<ホズラッシュとは>
スターリンさん主催で先日行われた仲間大会を指します。
USMシーズン1で「最高」レート1900以上か、SMで2000を達成したことがある人限定の仲間大会です。
詳しいルールは下記のリンクを参照してください。
http://star9rin.hatenablog.jp/entry/2018/01/25/000136
ここからは常体で失礼します。
<パーティコンセプト>
今回の並びはこんな感じ。
自分のことを知っている方なら気づくかもしれないが、実はSMのS3に自分が2000を達成した構築と同じ「並び」である。しかし中身は全く異なる。むしろ性質としては対称的な構築のため、ぜひ過去に投稿したこちらとの違いを楽しんで欲しいところ。
http://cyorobat.hatenablog.com/entry/2017/07/24/152206
<個別紹介>
クロバット@ヒコウZ
陽気 すりぬけ
161-142(252)-100-*-100-200(+252)
ブレバ/蜻蛉/前歯/挑発
相棒枠①。第7世代のテンプレクロバット。
以前は毒毒を採用していたが、今回の構築はサイクルを回すことが難しいため前歯に変更。裏につなぐ追い風も一考。
USMの新環境は上からブレバZでしばれるアーゴヨンが蔓延り、襷に怯えていたゲッコウガは大抵ミズZになったため、クロバットには追い風環境である。
ジャロゴーリをはじめとする害悪はもちろん、初手にカバルドン読みで出てくる草タイプや挑発ミミッキュ、リザを見て出てくるステロ撒きには挑発で展開阻止し有利な展開で試合を進められた。
キリキザン@命の珠
意地っ張り まけんき
162(172)-194(+252)-120-*-90-101(84)
不意打ち/叩き/アイヘ/剣舞
相棒枠②。クロバットとの補完が非常に優れている。アイへは重いレヒレやクチート意識。Sはバトンパの名残なので普通にHAぶっぱでよいとおもう。
初手ランドクロバット対面で蜻蛉で襷を剥がしつつ、岩石封じを受けてまけんきを発動させて不意打ちを打っていく動きはホズラッシュにおいても何度かはまり、見事に相手パーティを壊滅させてくれた。
そのほかにもブルルで壁とグラスフィールドを貼り、強引にキリキザンで積んでいくブルルキザン、カバルドンで起点を作った後にリザードンとキリキザンの2枚エースを展開するカバリザキザンといった強い並びを作ってくれていた。
やはり弱体化されたとは言っても珠剣舞不意打ちの火力は凄まじく、何度も3タテを生み出してくれた。
メガリザードンX@石
陽気 猛火→かたいツメ
167(108)-168(144)-131-*-106(4)-167(+252)
身代わり/竜舞/フレドラ/逆鱗
詳しい調整は下記の記事参照。無断転載なので言っていただければ速やかに消します。
http://y0302.hatenadiary.com/entry/2018/01/23/090153
最初はクロバットの前歯やブルルの岩封と相性の良いニトチャ型を使っていたが、なんか身代わりしたくて採用した。初めてリザXをエースとして採用したが逆鱗が非常に使いにくかった印象。また身代わりのせいでフレドラの反動を耐えるHPを確保するのがかなりシビアだった。しかし壁下でかなり多くの技を身代わりが耐えてくれたため、後悔はしていない。
ドヒドイデ@弱点保険
控えめ 再生力
157(252)-*-173(4)-115(+252)-162-55
毒菱/熱湯/冷ビ/ヘド爆
このパーティ1番の地雷枠。型は某TOD系実況者からパクらせてもらった。とりあえずHCブッパだが、バシャのかみパンなどを意識して耐久調整するのも良い。毒菱はレヒレなどの削りのために試験的に入れてみたが、ゲッコウガ意識の自己再生が1番丸いと思う。
このパーティで重いドラン軸の構築にブルドヒを合わせていき、初手ブルルとカバ読みのレヒレやコケコと対面して、ドランバックに光の壁を合わせてドヒドバック、大地を食らってC+2熱湯で焼き尽くす(落ちない)。このように火力が絶妙に足りないのがきつい点である。しかしコケコやレヒレに刺さるヘド爆と氷4倍勢に刺さる冷ビはかなり使い勝手が良かった。またブルルの壁とグラスフィールドを合わせると、テテフに対面で勝てたり、ランドロスが起点になるなどの化け物じみた性能を魅せてくれる。
カプ・ブルル@襷
陽気 グラスメイカー
145-182(252)-136(4)-*-115-139(+252)
ウドハン/岩封/リフレク/光の壁
起点作り枠①。カバ読みできやすいコケコレヒレテテフに合わせて初手で出すことが多かった。初手リザYが重いため襷にしているが、耐久に振った壁搭載型の方が確実に強い。初手コケコ対面マジシャでつっぱってくる動きが多すぎて萎えた。
カバルドン@オボン
慎重 すなおこし
214(244)-132-138-*-136(+252)-69(12)
ステロ/欠伸/地震/吹き飛ばし
起点作り枠②。選出はほとんどしなかったが、選出誘導枠としてかなり働いてくれた。今回はとりあえずHDで採用したが、絶対に調整した方が強いと思う。 また、ガルーラが重いことを考慮するとゴツメ型にする必要があるかもしれない。基本初手には出さず、裏から出していき展開していく動きが多かった。
<選出と立ち回り>
積み構築だが立ち回りなどは決まっておらず、その場で臨機応変に対応していくことが必要となる。エースで3タテできることもあるが、できる限り残ポケを減らさない立ち回りが大切。
<結果>
戦績:8勝12敗
最終レート1442/最終順位184人中157位
せめて半分は行きたかったです。
<最後に>
キャスもできて対戦も楽しめてでホズラッシュはなかなか有意義なものでした。
この構築はかなり相手依存のパーティなので、決して安定して勝てるパーティではないのですが、やっぱり好きなポケモンを地雷にしてそれが実際にハマっていくのは本当に楽しかったです。これを機に今期は是非とも積み構築を使って行きたいところですね。
何かありましたらTwitterの@946pokemonまでご連絡ください。
本記事をご覧下さり本当にありがとうございました!
p.s.キャスでは生活音だだ漏れで申し訳ありませんでした。
毒Z悪巧みクロバットと襷鉄壁ペンドラー[S6使用構築]
こんにちは、キョロです。S6お疲れ様でした。
今期はサンムーン最後のシーズンということで、私の好きなポケモンであるクロバットを活躍させ、レート2000帯に行くことを目標にしていました。
その結果...
はい。現実はそう甘くはなかった。
何度か1800に乗せてはいましたが、1800を軽視しており「1900乗ってからでいいや」と保存を怠っていたところ、残ったのはこの序盤元気マンツイート用画像のみ。最高レート1700代の弱小構築に仕立て上げることに成功しました。どのみち弱いことに変わりはないのですが。
ということで今期の考察の成果(自己満)をここに記しておきます。至って真面目なのでとりあえず見ていってほしいです。
<構築経緯>
S130の高い素早さから悪巧みを積めて、熱風で鋼へのテロもできる特殊積みアタッカーといえば聞こえはいいが、C70という驚異的な特攻を持っており、ギルガルドが積んでも熱風で落とせないなどの火力不足が致命的であり、日の目を見なかった悪巧みクロバット。しかしSMでZ技が登場したことで、Zで火力補えば悪巧みクロバットいけるんじゃないか?と思い考察を始めた。
単体で運用しているとき積むことができても裏のテテフコケコなどのスカーフ弱点で一撃で葬られたり、耐久が足りず積んだあとそのまま対面で突破されて出落ちしたりという点が気がかりだったため、鋼を誘えて絶対にバレないペンドラーによる初手鉄壁加速バトンをサポートとして採用。あとは補完や別の起点作りのルートを取れるポケモンを入れて構築が完成した。
<使用ポケモン>
クロバット@毒Z
臆病 すりぬけ
161(4)-x-117(132)-105(116)-101(4)-200(252)
悪巧み/ヘド爆/熱風/羽休め(初期はめざ氷)
HB:特化メガバシャーモのフレアドライブ確定耐え、起点が大体物理な点を加味して振れるだけ
C:+2ヘド爆ZでHDメガマンダ、無振りメガギャラ、無振りメガガルがステロ込み確1/H振りリザX、無振りリザY確1
S:コケコ意識の最速
自慢の毒Z悪巧みクロバット。何度も3タテ劇場を見せてくれた。毒Zのモーションめっちゃかっこいい。
ナットカグヤ対面を作って悪巧みを積み熱風で処理、その後火力を舐めて出てきたメジャーポケモンを積んだヘド爆Zで吹き飛ばす。
この型だとガモスやバナをワンパンできないが、引いてくれるので問題なく積んでいける。
シーズン初期はランドガブあたりへの打点となるめざ氷を採用していたが、やどまもカグヤや雷パンしか有効打のないグロスなどを鉄壁バトン後に安定して起点にでき、宿り木を無視できる羽休めを後半は使用していた。
しかしこのポケモンはバンギドヒドカバを筆頭とする毒岩地、そしてヒードランに何もできず、耐久ポケモンを崩せるほどの火力もないため、カバマンムーのステロ展開や耐久サイクルにはめっぽう弱い。その類のパーティを崩せる補完枠が裏に必要。
ペンドラー@襷
意地っ張り 加速
135-167(252)-110(4)-x-89-164(252)
どくづき/鉄壁/守る/バトン
よくみたら地雷のバトンペンドラー。本構築の初手要員①。かっこいい。
意地なのは初手で対面したレボルトやリザYを2発で倒せて、テテフコケコの乱数もずらせる点を評価して。初手に出して相手が誰だろうと襷を盾に脳死鉄壁、守るを挟んでクロバットをはじめとする裏のポケモンにバトンする。この動きは相手の守る読み補助技のムーブにも刺さるので割と強いと思ってる。
こいつとクロバットを組ませたのには大きく2つ理由がある。まずは単純に耐久を上げることで起点にできる範囲が広がり、素早さを上げることで岩石封じ持ちやスカーフテテフやコケコでも止まらなくなるため。そして鋼を悪巧みクロバット展開を警戒させずに誘えるため。2番目がバシャーモでやらない大きな理由である。また、バトンエース候補として私のパーティだとキリキザンやメタグロスが相手の頭に浮かぶはずなので、岩技や超技は打ちにくく、地面技を誘って無償光臨まで狙える点もグッド。これだと電気や炎に薄いと感じるかもしれないが、大体ペンドラーが撃ちあえるためなんとかなっていた。
ランドロス対面が1番面白くて、岩石封じならキリキザンに鉄壁バトンして負けん気発動させて起点にし、地震ならクロバット。大体地震を打ってくれた。また、初手のメガミミロップや猫不意捨て身冷パンみたいなガルーラを完全に起点にできるなど、使っててかなり可能性を感じるポケモンだった。
あとの枠は全然結論が出せなかったため、初期に使っていたメンバーを軽く紹介しておく。
キリキザン@マゴのみ
意地っ張り 負けん気
162(172)-194(252)-120-x-90-101(84)
剣舞/不意打ち/叩き/アイヘ
ラグキザン選出で耐久サイクル崩していく。バトン意識のS101調整。きのみのおかげで鉄壁バトン後安心してナットレイ対面ガン積みできる。ポリ2もこの子に任せていた。
ラグラージ@イアのみ
腕白 しめりけ
204(228)-134(28)-140(140)-x-124(108)-81(4)
ステロ/欠伸/吠える/地震
調整はパクっただけ。起点作りからバットキザンにつなげたり、重いドランや電気枠を雑に見たりする枠。もともとはトノラグの選出誘導がクロバットと相性がいいと思ってトノと使っていたが、気づいたらトノがいなくなっていた。
メタグロス@石
陽気 クリアボディ→かたいつめ
171(124)-169(108)-153(20)-x-118(60)-126(196)
アイヘ/地震/冷パン/岩封
こいつもパクリです。調整考えるのだるかった。無難に強かった。リザYとかマンダはこいつで処理。
ミトム@眼鏡
控えめ 浮遊
157(252)-x-127-172(252)-128(4)-106
ボルチェン/10万/ドロポン/トリック
普通のメガネミトム。カバをなんとかしたかった。最初は壁貼ってたけどパーティにパワーがなさすぎて眼鏡を採用。クロバットをサイクル型に見せる意図もあった。マンダ重かったらトリックをめざ氷にしよう。
<重いポケモン>
ブルドヒ
ラグキザンでなんとかできたらいいな
ポリ2
キザンでなんとかするしかない
みんな削れたら死ぬ。ペンドラーで対面処理or加速バトンしとく。
その他色々無難にきつい感じ
<最後に>
シーズン4では耐久サイクルパーティの器用なクロバットを使用していましたが、今期は積みエースとしてのクロバットの可能性を見出すことができました。どうしたらクロバットが活躍できるかを考えて自分でパーティを組んでいくのはとても楽しかったです。
レートは400戦ぐらいやりました。最高が1800ちょっと超えるぐらいと残念な結果に終わりましたが、クロバットの選出率がかなり高いパーティにできたので割と満足しています。これを機にクロバットを使う人が1人でも増えたら嬉しいです。
しかし新たな目標ができたということで、USMでもクロバット軸で高レートを目指していこうと思います。
何かありましたらTwitterの@946pokemonにご連絡ください。
本記事をご覧いただき本当にありがとうございました!