魔法特化スカーフクロバット
性格:ひかえめ
努力値:H4 B92 C252 D4 S156
実数値:
161-99-112-134-101-170
特性:すりぬけ
ヘド爆/熱風/めざ氷/蜻蛉
調整
H:4n+1
HB:特化キノガッサの岩石封じ+マッハパンチを乱数上2つ切り耐え
C:無振りカプ・コケコをヘドロ爆弾で最低乱数切って一発
S:最速スカーフガブリアス抜き
<はじめに>
こんにちは、キョロです。S9お疲れ様でした。
今回は初の単体考察記事を、自分の相棒であるクロバットで書かせてもらいました。
クロバットはヒコウZがテンプレという認識が根付いてきたのか、知った動きをしてくるプレイヤーがちらほら見られ、ヒコウZ型が少し動きにくい印象でしたので、シーズン9は何か地雷型のクロバットを使おうと思い、この型の考案に至りました。
<解説>
シーズン9で大活躍だった子。
素早さの高い印象があり、また物理型の印象が強いUSM環境においてはこの特殊型スカーフはかなり読まれにくいはず。
☆なぜスカーフを持たせるのか☆
・初手カプ・コケコ対面の奇襲
スカーフでないクロバットの場合、初ターンに同速勝負に勝ってかつ毒Zを打ち込まない限り、カプ・コケコの電気技で沈むため対面で勝つことができない(C特化襷ヘド爆を除く)。そのため一般的にはコケコ側の圧倒的有利対面である。しかし今回のクロバットはスカーフを持っているため必ず先手を取ることができ、C特化させているためヘドロ爆弾で9割以上の乱数で落とすことが可能。初手から意気揚々と出てきたコケコを出落ちさせ、数的有利を取ることができる。(スカーフやHSは考慮しない)
・初手ガブランドにステロを撒かせない
積み構築において採用されやすいステロ撒きとして襷ガブリアス、襷ランドロスがいる。奴らがクロバットと対面した場合、十中八九岩石封じ→ステルスロックという動きを取ってくる筈だ。従来のクロバットの場合は居座った場合完全に起点を作られてしまう。しかし今回のクロバットは岩石封じを一回打たれても彼らに上を取られず、かつ普通なら岩石封じ一回で抜けると相手も思っているため、めざ氷→岩石封じを耐える→めざ氷で意表をつくことでステルスロックを撒かせずにガブランドを突破することができる。
・その他上からの不意の一撃を食らわせる
上記の例以外にも、メガライボロップスピアージュカインフーディンと言った130族の上を取るメガやフェローチェ、スカーフを持ったサザンテテフランドドリュロトムジュモクなんかが上をとっていると勘違いしてHPを削ってくれればこちらが上から縛ることができる。また1舞で甘えたリザードンや素早さにブッパしていない耐久マンダを上から殴れるのもgood。
<与ダメ>
○ヘドロ爆弾
無振りカプ・コケコ:99.3〜117.2%
無振りカプ・テテフ:70.3〜84.1%
無振りゲッコウガ:51.7〜61.2%
削りとして優秀。
○めざめるパワー氷
無振りランドロス:75.6〜90.2%
195-143半分回復実ランドロス:45.1〜53.3%
無振りメガマンダ:65.8〜80.0%
(慎重HDぶっぱメガマンダ:39.6〜47.5%)
奇襲には使える。
○ねっぷう
無振りカミツルギ:余裕の確定1発
HBナットレイ:79.5〜95.0%
無振りメガルカリオ:74.4〜88.2%
177-111オニゴーリ:49.7〜58.7%
晴れと合わせればかなり強い。
○とんぼがえり
無振りゲッコウガ:42.1〜50.3%
激流に入れない調整がなされている。弱い。
<あとがき>
初手コケコクロバット対面で殆どがボルチェンすらしてこなくて台パンしまくってたんですが、
環境に合わせてポケモンは採用しましょう。